産後セックスレス:いつまで続く?ひとりで抱えないために

寝室で、パートナーの隣でうつむく女性のイメージ

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更新日:2026年10月19日/確認時点:2026年10月

【ご注意】この記事は医療や法律の助言ではありません。感じ方や結果をお約束するものでもありません。(体調や痛みが続くときは、婦人科など専門の方へご相談ください。)

「産後、夫との触れ合いがなくなった」「求められても、そんな気持ちになれない」「このまま戻らないのかな」。そんな気持ちを抱えながら、毎日の育児をこなしている方へ。

この記事は、答えを決めつけたり、あなたやパートナーを責めたりするものではありません。気持ちを整理する手がかりと、頼れる相談先をお伝えするために書きました。

目次

1. 産後に起こりやすい変化

産後は、体も、生活も、気持ちも、大きく変わる時期です。ここでは「起こることがある」変化を、一般的な範囲で挙げます(運営者が整理した例で、推測を含みます)。人によって、まったく違います。

  • 体: 出産による体の回復の途中であること、授乳や夜間の対応による睡眠不足、疲れ
  • 生活: 24時間の育児で、自分の時間がほとんどない。パートナーと2人で過ごす時間が減る
  • 気持ち: 不安、イライラ、気分の落ち込み、「母親」の役割が中心になって、女性としての自分を感じにくくなる、など

公的調査では、どう示されているか

日本家族計画協会の調査(2016年10〜11月、全国の16〜49歳の男女3,000人に実施、1,263人が回答)を紹介する記事(nippon.com)では、既婚者に「セックスに積極的になれない理由」を尋ねた結果のうち、「出産後何となく」が、女性で20.1%(2位)、男性で12.0%(3位)と紹介されています。

注意点があります。これは2016年の調査の一部の回答です。質問の正確な文言は紹介記事に書かれておらず、調査年、対象、質問のしかたが異なる別の調査と数字を比べることもできません。「産後◯か月でこうなる」という目安を示す数字でもありません。

2. 「いつまで」に答えはない

「いつまで続くのか」は、いちばん知りたいことだと思います。ですが、「産後◯か月で戻る」と言える公的な根拠は、運営者が確認した範囲では見つかりませんでした。 この記事では、目安の数字は書きません。

はっきり言えるのは、個人差が大きいと考えられることです(推測)。

  • 数か月で気持ちが変わる方もいれば、年単位でゆっくり変わる方もいると考えられます(推測)
  • 2人目、3人目の育児で、また状況が変わることもあります
  • 「戻らなければならない」ものでもない、と考えられます。ふたりが納得できる形があれば、それでよい場合もあります(推測)

「他の家庭はどうなのか」と比べすぎると、かえってつらくなることがあります。ご自身のペースで考えて構いません。

3. パートナーとの関係で起きやすいこと

産後は、お互いに余裕がなくなり、気持ちがすれ違いやすい時期でもあります。たとえば次のようなことです(一般的な例で、誰かを責める意図はありません。推測を含みます)。

  • 「求められるのが負担」と感じても言い出せず、パートナーは「拒まれている」と感じて距離を置く
  • パートナーも育児と仕事で疲れていて、どう接したらよいかわからないでいる
  • お互いに相手に配慮して何も言わないうちに、会話そのものが減る

どちらかを悪者にしなくても、言葉にできていない気持ちが、すれ違いにつながっていることがあると考えられます(推測)。話し合いの糸口は、パートナーへの伝え方:セックスレスの話し合いの糸口(運営者の事業の紹介を含みます)に書いています。

4. できること

「頑張ってなんとかしなければ」と考えなくて大丈夫です。小さなことから、選んでください(運営者が整理した例で、推測を含みます)。

  • 休む: 睡眠や体力の回復が優先される時期もあります。休むことは、怠けではありません
  • 話す: 気持ちを言葉にしてみる。パートナーでなくても、信頼できる友人や家族、医療者、相談窓口でも構いません
  • 頼る: 家事や育児を、周りに頼る。自治体の産後のサポート事業を使う方法もあります(後述)。「申し訳ない」と思う方もいますが、頼ることは選択肢のひとつです
  • 触れ合いの形を広げる: 「セックスだけが触れ合いではない」という考え方があります。手をつなぐ、ハグをする、並んで座る、「ありがとう」と言う。小さなことでも、ふたりの距離が近くなることがあります。無理にする必要はなく、あなたが「嫌だ」と感じることは断ってよいことです。

5. 相談を考えてよいとき

産婦人科などの医療機関へ

この記事は診断や、受診が必要かどうかの判断をするものではありません。次のようなときは、ひとりで我慢せず、産婦人科などの医療機関に相談して構いません。

  • 触れ合いのときに痛みがある、出血がある、体の違和感が続く
  • 気分の落ち込みや不安が強く、続いている
  • 眠れない、食べられない、家事や育児ができないほど、つらい
  • 自分を責める気持ちが強い、消えてしまいたいと思うことがある

参考として、日本産婦人科医会の「女性の健康Q&A」(2020年3月11日作成)には、産後うつ病について、次の説明があります。マタニティブルーズが通常1〜2週間でおさまるのに対し、産後うつ病では症状が2週間以上続くこと。エジンバラ産後うつ病質問票(EPDS)だけでは診断ができず、診断には精神科医の診察が必要なこと。自殺を考えている場合、自責感が強い場合、家事や育児が行えない場合などは、精神科の受診が必要とされること。2020年に作成された説明で、その後に見直されている可能性があります。

ご自身にあてはまるかどうかは、この記事では判断できません。気になる症状があるときは、産婦人科、かかりつけ医、精神科・心療内科などに相談してください。 「消えたい」といった気持ちがあるときは、すぐに次のような窓口にも相談できます。

  • #いのちSOS 0120-061-338(フリーダイヤル・無料。毎日24時間と掲載)
  • よりそいホットライン 0120-279-338(フリーダイヤル・無料。24時間対応と掲載)

出典:厚生労働省「まもろうよ こころ」https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/ (確認日:2026-10-20。受付時間や番号は変更されることがあるため、公式ページでご確認ください)

身の危険を感じる、緊急の場合は、110番や119番を利用してください。

自治体の相談窓口

こども家庭庁は、母子保健法などにもとづき、妊産婦健診や乳幼児健診、産後ケア事業などを通じて、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を推進するとしています(こども家庭庁「母子保健・不妊症・不育症など」https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/ 、確認日:2026-10-20)。

実際にどのような産後のサポートが利用できるかは、お住まいの市区町村によって異なります。こども家庭庁の「相談窓口」ページには、各自治体が設置している相談窓口の情報が、令和8年1月1日時点で掲載されています(妊娠出産・発達の悩みを含む。https://www.cfa.go.jp/children-inquiries 、確認日:2026-10-24)。詳しくは、お住まいの市区町村の公式ページでご確認ください。

6. 選択肢の一つとして

触れ合いや、自分の気持ちとの向き合い方は、人によってさまざまです。そのなかには、女性用風俗(女風)という選択肢を検討する方もいると考えられます。ただし、産後すぐの時期に、利用をすすめるものではありません。 体と気持ちの回復、そして育児の環境が整ってから、考えれば十分です。

女風は、パートナーとの関係を解決するものではなく、医療や治療でもありません。効果や結果を約束するものでもありません。いまは、まず休むこと、話すこと、頼ることを優先してください。

ここまでのポイント

  • 産後の変化は、体・生活・気持ちが重なる。誰かを責めなくても、状況は整理できる
  • 「いつまで」に答えはない。個人差が大きく、目安の数字は示せない
  • 休む・話す・頼る・触れ合いの形を広げる、など、小さな選択から始められる
  • 痛みや体調・気持ちの不安は、産婦人科などの医療機関に相談してよい。自治体や24時間の相談窓口もある
  • 女風は選択肢の一つにすぎず、いま考えなくてよい

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情報の出典と確認日

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